わたしとかみさま

アイドルは夢と希望、ときどき、現実

「ジャニーズ銀座」 D公演(5/16 2部)

凛として時雨GRAPEVINEのライブに足を運んだので感想を書こうとしていたのだが、どちらとも「かっこいい」という感想しか書くことができずに断念した。どちらとも見たかったバンドだったので久々に生の演奏を見て感動したのだが、それをどうにもうまく言葉にできなかった。語彙が無いと言ってしまえばそれまでだが、私が知りうる言葉では「かっこいい」以上の言葉はでてこなかった。そんなわけで年始に掲げた「バンドのライブを見る」という目標を着々とこなしながらジャニーズとは少し距離を置いて過ごして……いるわけではありませんでした。

前回の記事でヲタ活を少し休むと宣言した私でしたが、ジャニーズ銀座A公演を不本意な理由により見ることが叶わなくなり、傷つき不貞腐れ2次元*1に逃避する私を不憫に思った友人が別の公演に誘ってくれたので、先日ジャニーズ銀座D公演に参加してきました。

 

Travis Jr.(阿部顕嵐くん、宮近海斗くん、梶山朝日くん、中村海人くん、吉澤閑也くん)の5人が2年ぶりにこのメンバーで行ったジャニーズ銀座D公演。Travis Jr.の誕生のきっかけとなった舞台PLAYZONEには去年の夏公演に参加させてもらったが、その時は阿部顕嵐くんが「近キョリ恋愛~Seson zero~」の撮影の為不在。各々をSexyZoneのバッグなどで見ることはもちろんあったが、彼らを5人揃って生で見たのは今回がはじめてだった。

D公演は幕が上がり、そして閉幕までとにかく楽しかった。今回D公演はバックでちびっこJr.がつくことはなく5人だけで約2時間のステージを回していた。各々のソロ曲のバッグにはメンバーが付き、ソロだけでなくTravis Jr.内でのクロスユニットによる楽曲披露があったりと、メンバーは休む暇もなくステージに立ち続けていた。5人だけでここまでのパフォーマンスを成立できてしまうのは舞台PLAYZONEで鍛え抜かれたからこそだなとずっと感銘を受けていたような気がする。もちろんそれだけでなく、一緒に踊る曲、声を出す曲、ファンサービスをする曲、というコンサートに欠かすことのできない楽曲も彼らのセットリストには組み込まれていた。かっこいいも、可愛いも、面白いも、楽しいも、全部が2時間のステージに無駄なくつめこまれていた。中でもやはりダンスパフォーマンスは私が見てきた同年代のジャニーズJr.に比べると完成度が違った。自分たちでも考えたというダンスはフォーメーションが次々に変わり、全員で踊る曲のほとんどで1曲の中で全員がセンターポジションになっていたのも見ごたえがあった。ここ最近の活動だと阿部顕嵐くん、宮近海斗くんは旧Sexy Boyzとしても活動していて、ドラマ等にも出演していたのでユニット内での格差があったりするのでは?と思っていたが、そんなことはまるでなかった。5人全員にソロがあり、5人全員に見せ場があり、5人全員が主役だった。ユニットとして応援していく中でこんなに嬉しいユニットはなかなかないと思う。やはり印象的なのがダンスなのでもう少しダンスについて掘り下げるけれど、5人のダンスはそれぞれ別の個性を放っていて、動きがピタリと揃っているわけではないのだが、それさえも演出のひとつのようにまとまっているのがすごいと思った。あと結構頻繁にメンバー同士でアイコンタクトをとっていたのも好感がもてた。輪を決して乱さない、かっこつけて他の誰かと別のことをするような子は一人もいなかった。

パフォーマンスとはまた別にMCや企画コーナーではふざけた、年相応のかわいらしさがあって、オンとオフのバランスが公演内でも絶妙だなと感じた。結成から3年たったからこそもあるのかもしれないが、それぞれが全うすべき役割をみつけて、動いている姿にも感心しきりだった。個人的にはShelterからWill…の流れとソロは宮近くんの「水の帰る場所」が好きでした。

とても見ごたえのある約2時間、純粋に楽しいコンサートをありがとう。

 

彼らは今後マッチさんのツアーにバッグでつく事が決まっている。

兄組メンバー4人も含めたTravis Japan 9人のパフォーマンスに今後も注目していきたい。

*1:アイドル育成アプリ「あんさんぶるスターズ!」