Real Dream 発売おめでとう!
※この記事は別のブログで2017年2月22日に公開したものを移行しています。
2.5次元アイドル応援プロジェクト 『ドリフェス!』「Real Dream」
- アーティスト: DearDream,松井洋平,EFFY,渡辺和紀
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2017/02/22
- メディア: CD
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■ Real Dream!
■ PLEASURE FLAG
■ MAY BE,LADY!
■ユレルMIDNIGHT
■あなたの瞳に踊らせて
■リバーシブル→バレンタイン
■SAKURA LETTER
■STARTING TOGETHER
■Special YELL‼︎
■インフィニティ・スカイ
■NEW STAR EVOLUTION
■シンアイなる夢へ!
*1:いつきくんによるとパフォーマンスするうえでは珍しい組み合わせらしいけど、アニメではよく行動を共にしていたので。先輩とそれを慕う後輩でご飯に行くのを○○会と称されたりしてる感じっぽいなぁと勝手に思って言ってるだけ
「ジャニーズ銀座」 D公演(5/16 2部)
凛として時雨、GRAPEVINEのライブに足を運んだので感想を書こうとしていたのだが、どちらとも「かっこいい」という感想しか書くことができずに断念した。どちらとも見たかったバンドだったので久々に生の演奏を見て感動したのだが、それをどうにもうまく言葉にできなかった。語彙が無いと言ってしまえばそれまでだが、私が知りうる言葉では「かっこいい」以上の言葉はでてこなかった。そんなわけで年始に掲げた「バンドのライブを見る」という目標を着々とこなしながらジャニーズとは少し距離を置いて過ごして……いるわけではありませんでした。
前回の記事でヲタ活を少し休むと宣言した私でしたが、ジャニーズ銀座A公演を不本意な理由により見ることが叶わなくなり、傷つき不貞腐れ2次元*1に逃避する私を不憫に思った友人が別の公演に誘ってくれたので、先日ジャニーズ銀座D公演に参加してきました。
Travis Jr.(阿部顕嵐くん、宮近海斗くん、梶山朝日くん、中村海人くん、吉澤閑也くん)の5人が2年ぶりにこのメンバーで行ったジャニーズ銀座D公演。Travis Jr.の誕生のきっかけとなった舞台PLAYZONEには去年の夏公演に参加させてもらったが、その時は阿部顕嵐くんが「近キョリ恋愛~Seson zero~」の撮影の為不在。各々をSexyZoneのバッグなどで見ることはもちろんあったが、彼らを5人揃って生で見たのは今回がはじめてだった。
D公演は幕が上がり、そして閉幕までとにかく楽しかった。今回D公演はバックでちびっこJr.がつくことはなく5人だけで約2時間のステージを回していた。各々のソロ曲のバッグにはメンバーが付き、ソロだけでなくTravis Jr.内でのクロスユニットによる楽曲披露があったりと、メンバーは休む暇もなくステージに立ち続けていた。5人だけでここまでのパフォーマンスを成立できてしまうのは舞台PLAYZONEで鍛え抜かれたからこそだなとずっと感銘を受けていたような気がする。もちろんそれだけでなく、一緒に踊る曲、声を出す曲、ファンサービスをする曲、というコンサートに欠かすことのできない楽曲も彼らのセットリストには組み込まれていた。かっこいいも、可愛いも、面白いも、楽しいも、全部が2時間のステージに無駄なくつめこまれていた。中でもやはりダンスパフォーマンスは私が見てきた同年代のジャニーズJr.に比べると完成度が違った。自分たちでも考えたというダンスはフォーメーションが次々に変わり、全員で踊る曲のほとんどで1曲の中で全員がセンターポジションになっていたのも見ごたえがあった。ここ最近の活動だと阿部顕嵐くん、宮近海斗くんは旧Sexy Boyzとしても活動していて、ドラマ等にも出演していたのでユニット内での格差があったりするのでは?と思っていたが、そんなことはまるでなかった。5人全員にソロがあり、5人全員に見せ場があり、5人全員が主役だった。ユニットとして応援していく中でこんなに嬉しいユニットはなかなかないと思う。やはり印象的なのがダンスなのでもう少しダンスについて掘り下げるけれど、5人のダンスはそれぞれ別の個性を放っていて、動きがピタリと揃っているわけではないのだが、それさえも演出のひとつのようにまとまっているのがすごいと思った。あと結構頻繁にメンバー同士でアイコンタクトをとっていたのも好感がもてた。輪を決して乱さない、かっこつけて他の誰かと別のことをするような子は一人もいなかった。
パフォーマンスとはまた別にMCや企画コーナーではふざけた、年相応のかわいらしさがあって、オンとオフのバランスが公演内でも絶妙だなと感じた。結成から3年たったからこそもあるのかもしれないが、それぞれが全うすべき役割をみつけて、動いている姿にも感心しきりだった。個人的にはShelterからWill…の流れとソロは宮近くんの「水の帰る場所」が好きでした。
とても見ごたえのある約2時間、純粋に楽しいコンサートをありがとう。
彼らは今後マッチさんのツアーにバッグでつく事が決まっている。
兄組メンバー4人も含めたTravis Japan 9人のパフォーマンスに今後も注目していきたい。
*1:アイドル育成アプリ「あんさんぶるスターズ!」
関西ジャニーズJr. 『春休みスペシャルShow 2015』
今年の春松竹は、本当にすごく楽しかった。
初日2部と30日の2公演を見に行かせてもらい、去年に比べると行った公演数は少なかったが充実感で言うと今年のほうが強い。
ロキノン育ち(笑)の身としては今回のセトリはファンサ曲が少なくパフォーマンスに特化していて、一緒にC&Rをしたり、こぶしをあげたりが性にあっていたからかもしれない。
ファンサ曲の少なさについては賛否両論あると思うが、私はファンサよりも踊って歌っている姿を見たい欲が強いタイプのファンなので今回はそういった楽曲が多く楽しめたし、『NEXT STAGE』『Be cool』などの最近セトリに組み込まれなかった関西Jr.の楽曲が復活したのもかなり熱い内容だった。
『NEXT STAGE』の演出はとても凝っていてSTAR WARSのライトセーバーのような装置と指先が光る手袋を使用した光の演出はジャニーズWESTの“なにわともわれありがとう”公演の『Criminal』、関ジャニ∞の“EIGHT×EIGHTER”公演の『Fight of the eight』や去年の冬松竹の永瀬廉くんのソロ『SMACK』の演出がイメージに近いと思うが、やはりライトを駆使した演出は近未来感がありワクワクさせられてとても良かった。
『Be Cool』は『NEXT STAGE』とは対照的に演出というよりはパフォーマンスとダンスで魅せるシンプルな潔さがとても良かった。冬松竹の関西メドレーで披露された『Explocion』に近いものだったが、前回よりも全体のダンスが揃っていて見ごたえがあった。
30日のこの楽曲で永瀬くんが早着替えに苦戦したのか、シャツのボタンがはだけたまま中途半端に2つくらい留まっていた)で思わず心の中で「ラッキースケベ!*1」とガッツポーズを決めてしまったハプニングがあった。ソロパートが終わった後など移動のタイミングでボタンを直す姿がとても可愛らしかった。こういうハプニングも生のいいところだなと思う。
全体的に永瀬くんのダンススキルは向上がしていて、手の位置が低いなどまだまだ伸び代はあるものの目立った振り遅れがなくなっていて見栄えするダンスに変わっていた気がする。公演中になにわ皇子3人で並ぶ瞬間もあったが、結成時のパフォーマンスに比べると随分みんな無骨なダンスになったなという印象と可能性を感じた。
演出面では小道具を多く使用していたりコスプレやフライング等彼らのやりたい事がつまっていたのも面白かった。小道具の使用は冬松竹の『スシ食いネェ!』が好評だったのを汲んで行われたのだろうかと推測しているが、次から次にいろんな物がでてくるビックリ箱的な演出は「ジャニーズ」のコンサートを見ていると感じることができるので続けていってほしい。
それに加えて今回はC&Rが多かったのも楽しかった。特に『JUMBO』は流石ジャニーズ唯一のロックバンド・TOKIOの楽曲とあり、コンサートのC&Rよりはライブ感のあるもので、会場の一体感含め、今回の楽曲MVPを選ぶなら間違いなく私はこの曲を選ぶ。C&Rも初日は少なかったが30日にはかなり歓声が大きくなっていて数日間の彼らの努力がわかりやすく反映されていた。
C&Rは好き嫌いが分かれるパフォーマンスではあるが、会場の一体とライブ感があり個人的にはテンションがあがるのでC&R曲がセトリに今後も1曲含まれていてくれたら嬉しい限りである。
C&Rで言えばPerfumeのC&R(PTAコーナー)が面白く、可愛らしさもあるのでぜひああいうC&Rを見たい。あと昔、贔屓にしていたバンドが各地域のCM曲でC&Rをしているのも面白かった。オリジナリティを追求できるジャンルでもあると思うので関西ジャニーズJr.の中にC&R名人(煽り上手)が生まれるといいなと未来に期待。
ソロ曲やユニット曲もふり幅があり、永瀬くんは『CRAZY MY DREAM』でフライング、『One Love』ではストーリー性のある演出と、ソロでの表現力も去年に比べるとかなり上がっていて、1年前の春松竹までに永瀬くんが歌ってきたソロ曲は似たような系統の曲ばかりで、もちろん雰囲気に合っているしそれはそれで好きだったけど冬松竹くらいからは楽曲の幅が広がっていろんな一面が見れるのが本当に楽しくて嬉しい。こういうのも似合うんだな~っていう発見が毎回できる。表現力に関してはいろんな人とパフォーマンスするようになっていろんな舞台を経験しての経験値がすごく活かされているんだろう。歌はもともと上手だと思うけど声の出し方とか抑揚とかでいくらでも幅が広がりそうなので今年も本当に楽しみ。
文一くんの『愛・革命』と龍太くんの『フルスイング』はTHE・関西という演出がハマる2人ならではの魅力が堪能できた。
大西くん、西畑くんのソロ曲は以前に披露した楽曲であるものの、その当時より二人とも格段にスキル向上をしているので見ごたえがかなりがっていたし、フレッシュジュニアを引きつれ、彼らのパブリックイメージである“可愛らしさ”が活かされた設計が最高だった。
とくに西畑くんが2013年の冬松竹ぶりに披露した『秘密』はあの頃よりも西畑くんらしさを感じられて(以前は二宮くんの完コピだったので)、同じ楽曲を月日を寝かせて見るのもまたオツだな~~~~と思ったので、定期的にリバイバルしてほしい。
ユニット曲は今回もかねこじが魅せてくれたなという印象でした。冬松竹に引き続きシブがき隊からの楽曲チョイス。『NAI NAI 16』は後半にはいった「こーじ!」「とーま!」の掛け声も楽曲にあっていたし、衣装も80'sアイドルを意識していて、彼らのどこまでも曲の世界観を追求していくパフォーマンスがほんとうに大好き。
あと、松竹座のコンサートで毎年楽しみにしているのがギャンスタ(玄人)メンバーのパフォーマンスである。
真鳥くんが構成・振り付けを担当した『Sorry Sorry Love』は今回も期待以上だった。とにかく「かっこいい」と言いたくなるダンスパフォーマンスは東のSnow manやTravisJapanを彷彿とさせる。
本当にこの7人は今の位置にしておくのが惜しいし、毎回パフォーマンス時間は限られていて1曲フルで聴くこともできないのがものすごく歯がゆい。春以降の舞台で彼らの活躍が今より見れるように期待している。できれば1公演で3曲くらいは見たい。構成・振り付けをメンバーがする場合、どのグループでも失敗がないように思うけど(メンバーの個性を把握したうえで、偏りがない)、本当真鳥くんの考える構成と振りが好きだ。
『Sorry Sorry Love』ではメンバーの背中を階段のようにして上ってくパフォーマンスがかっこよすぎた…。まいジャニメンバーとはまた違った鍛え抜かれたスキルにはほんとう惚れ惚れする。ギャンスタ(玄人)といえば丈くん、リチャード、龍太くんの漫才のクオリティの高さにも毎回驚く。最近はダンススクエアに7人揃って登場したりと、勢いでてきたのでもっといろんな場所で見れたら。いっそ単独コンサート見たい。
今年も本当に素敵な時間をありがとうございました!!
*1:少年漫画によくある不可抗力によるパンチラ等の嬉し恥ずかしハプニングの意
それはなんて青春
関西ジャニーズJr.から1人のアイドルが旅立っていった。
*1:もちろん過去に例外はあり、卒業を発表した者もいる
「VS嵐」にジャニーズWESTがやってきた
気づいたら前回の記事から1か月。
書きたい瞬間も書きたいこともあるのになかなか実行までいかないのは基本的によくない癖です。ananであったり相変わらず話題は良かれ悪かれ尽きませんね(笑)
目まぐるしく情報を追いかけてると、それを自分の中で処理して精査する速度がいかんせん遅いもので処理がまるで追いついてない、わりにやりたいことばかりが増える。ブログを更新していく上ではあまりよくないループにはまっています。
放映前から各所で話題になっていましたが、「VS嵐」にジャニーズWESTが全員で出演しているのが不思議で、そしてやっぱりどこか誇らしかった。
「VS嵐」と言えば嵐以外のグループで担当をしている人は一度は出演してほしい‼‼と願う番組だと思います。Twitterでも「#○○がもしVS嵐に出たら」なんてタグが流行るくらいですから私も例外なく自担がVS嵐にでたらいいなと思っている一人です。
ですがそれはそう簡単なものではありません。関西ジャニーズJr.では「スターマン」の宣伝で大西流星が出演していますが、これに基づくようにフジテレビ系の番組に出演してその番宣で出演する*1というのが最も出演の可能性が高いです。
同じように「VS嵐」には≪宣伝≫を背負って個々で出演するジャニーズは少なくありません。もちろんそれだけでも嬉しいことです。が、本来ジャニヲタが見たいと願うのは今回のようなグループ全員での出演だと思います。過去それを果たしたのは関ジャニ∞とTOKIOのみでした。どちらも嵐と交流やエピソードがあるグループです。つまり今までの統計で考えるとジャニーズWEST全員でのゲスト出演というのは非常に稀有なケースです。
何故、ジャニーズWESTが出演することになったのか、番組終了現在も不明です。
新曲が発売して2週間が経っているし、新曲発売の宣伝で出演できるならNEWSもKAT-TUNもHey!Say!JUMP!も既にグループとして出演していておかしくないからです。かといって直近の神山くん桐山くん主演の「ブラッドブラサース」の宣伝があるわけでもありませんでした(せっかく公演中なのに…)。
そんななか、私の考察で最も有力な仮説は「一番新規ファンを獲得しやすい」から選ばれたのでは?という説です。
最も若手で(Jr.歴は長いけど)、年齢層も広く、嵐ファンが好きな「ワチャワチャ」がある。
つまりは「担降り」がもっともしやすい状況下にいるのがジャニーズWESTだったのではないか??と考えました。
他のグループ(ここではジュリー派を前提に話を進めます)は個人個人の知名度もあり、ジャニーズWESTの上にあたるHey!Say!JUMP!もデビュー8年目。歴史をさかのぼるには結構労力や費用が必要です。同じく歴史のあるグループでも「嵐」「関ジャニ∞」「TOKIO」のようにTVで楽しむことがしやすいグループはライトなファンがつきやすいので別ですが、そうでない場合はやはり若手のほうが飛び込みやすさがあると思うんです。アイドルに限らずですけど、歴史の長いものよりも短いもののほうが手が出しやすいっていうのは共通してるんじゃないでしょうか。(CD、DVDも揃えやすいですしね)
そして現在、嵐ファンには「チケットが取れない」というフラストレーションが少なからずあると思います。チケットが取れない→コンサートに行けないというのは現場を大事に思うファン層からするとストレスを感じることになる。そういう層に向けて今回のジャニーズWEST回が発信されたと考えるとなんとなくしっくりきたんですよね。そしてこのタイミングで初の全国ツアーの申し込みをしているというのも計算されてるように思うんです。
今回の番組を見て「あ、ジャニーズWESTいいな」と思って調べたら、「全国ツアー」があることそして申し込み期間中であることを知ることは容易です。今は嵐の大きな現場も発表されてませんし「ちょっと行ってみようかな?」となる人も必ずいる(ファンクラブではなく情報局メール会員(無料)なので申し込みのハードルもとても低い)。
そこでジャニーズWESTを見たらころっと「担降り」に至る気がしたんです。
会場も嵐と比べてしまえば狭いので距離感も近い、嵐ほど完成度の高いものじゃないかもしれないけど、ジャニーズWESTのステージ力って人をつかむ力がすごくあるのは関西ジャニーズJr.時代からの人気や個々のJr.時代からの仕事を見れば明白です。そうなると新規獲得がとても具体的なんですよね。
放送内容も緊張はしていたもののセンターの重岡くんには「ごめんね青春」という大きな前置きがあり目立った活躍はないにしろ随所でアクセントとなっていましたし(ジャンピングシューターでの松潤への宣戦布告や最後のキッキングスナイパーでの意気込みとか)、桐山くん中間くんは代表作「ごくせん」はもちろん様々な場で活躍しているので「見たことある子」としてお茶の間の浸透率はいいですし今回も流石という安定感でジャニーズWESTを支えていました(桐山君はゲームでも活躍したしね!)。濱田くんは持ち前のキャラクターと櫻井くんとのなで肩対決、そして松潤とのエピソードでインパクトは強かった(予告でも取り上げられていたし)。藤井くんは今回言わずもかなゲームで大活躍でしたし(キャラいじりもあり、しっかりとゲームで功績残していましたね!!)彼にもまた「ミスパイロット」という代表作があります。ジャニーズWESTは「VS嵐」で確実に大きなフックを5つ獲得したと思います。
今回の「VS嵐」はこの5人を「気になる子」として入口とする人が多い気がします。ですが実際にジャニーズWESTを掘り下げたときにファンとして獲得するのに力を発揮するのが小瀧くん神山くんです。今回の「VS嵐」でこれ!と印象に残る活躍をしたわけではないですが、ジャニーズWESTの既存のCDやDVDを見て、コンサートに足を運んだ時にその魅力は発揮され、結果的に「担当」になる子が多いのではないでしょうか。そう考えるとこの出演は「新規ファン」の獲得の大きな足掛かりになったと確信してます!!!!!!!
そしてその躍進が関西ジャニーズJr.へと還元されると尚嬉しいです!
いろいろ語ったけど、まとめるととにかく超面白かった!!!!!!!!!!!
今年の目標をひとつ達成しました。
今年は自分の中でいくつか目標を作った。先ほどあげた記事の「バンドのライブに行く」ことであったり「貯蓄する」ことであったりジャンルは多岐にわたるが、そのうちのひとつに「雑誌にイラストを投稿する」という目標があった。
People In The Box 「聖者たち」「Wall,Window」レコ発ツアー
更新しようと思う出来事は今日までにいくつもあったのに、気がつけば1月がもう残り10日ほどになっていて驚いている。
年を重ねると体感時間が短くなるというのはよく聞くが、それにしたって毎日が早い。24時間もあると思えない。1日体感的には5時間ぐらいしかない気がする。
そんなわけで書きかけの記事がいくつか下書き保存したままになっているので、今月中に下書き保存したままの記事を公開するのを目標に重い腰をあげた。
先週、私はZeep DiverCityにて開催されたPeople In The Boxの「聖者たち」「Wall,Window」レコ発ツアーファイナルに足を運んだ。
去年はジャニーズの現場に力をいれすぎていて2013年頃まで定期的に足を運んでいたバンドのライブに1回しかいけなかったのを悔み、今年は年始から気合をいれて参加したのだった。
去年唯一見たライブもPeople In The Boxのものだったが、レコ発ライブ*1は久々であった。結構見かけや楽曲の雰囲気に似合わず面白いことをしてくれるので、企画ライブに重点を置きがちだったが今回はタイミングがあったのでレコ発ツアーに足を運ぶことにしたのだった。
新曲中心のセトリではあったが、新旧の楽曲を織り交ぜたセットリストが今回もとてもよかった。いろんなバンドのライブに足を運んでいるがPeople In The Boxのセットリストに対しては一度もがっかりしたことがない。いつも絶妙なバランスで成り立つライブがかっこよくて、気づいたらPeople In The Boxのライブをはじめて渋谷クラブクアトロで見てから6年が過ぎた。6年途切れることなく1年に最低1度は見続けているのはPeople In The Boxだけである。
「昔の曲は疲れる」といいながらもPeople In The Boxのセトリには必ず1~2曲は初期の楽曲が含まれるし、逆に今回はダブルアンコールでまだ歌詞も定まってない*2レコーディングすらしていない、出来上がったばかりの新曲を披露していた。その時々でなにが起こるかわからないので、何度見ても常にライブは新鮮味にあふれていて、飽きることがない。それが何度も聴いた曲であっても、はじめて聴いた曲であっても、だ。
さらにPeople In The Boxの面白いところはサポートメンバーをいれずにいろんな楽器を本人が演奏するところだ。基本的にはヴォーカル&ギター、ベース、ドラムのベーシックな3ピースバンドではあるが、ベースが時々ウッドベースになったり、ギターが時々ピアノになったり、時にはギター抱えながらピアノの前に座り交互に演奏したりする。3人でここまでできるんだなというのをPeople In The Boxを見てると思う。
楽曲の性質上、明るく盛り上がるというライブでは決してない。Vo.の波多野くんは「俺たちの楽しいは他のバンドとギャップがある」みたいなことを話していたけど、だからこそPeople In The Boxの世界観は面白いしずっと見ていたくなる中毒性がある。
「これからあと何十年もやるつもりだから」とライブ中に波多野くんは言ったけど、People In The Boxが何十年もやるつもりなら、私はその何十年を見続けたいなと思わせてくれる毒にわたしはもう何年も前に侵食されてしまってるんだなとこのライブを通して改めて痛感した。
ジャニースとは異なるが、今年はこちらにも力をいれたい。すでにいくつかのバンドのチケットは入手したので、現場に足を運んだら少しづつ書いていきたいと思う。