TOMOE 2019
7年、長いようであっという間の7年。
わたしはもう長いこといっしょにPeople In The Boxを見てきた友達と、7年前と同じように、TOMOEを見てきました。
開演までの間、友達とは近況報告とあれから7年前の懐かしいエピソード、もっと7年の間に大人になってると思ってたことなんかをメロンソーダを飲みながら話してました。成人しても二人ともちっともお酒が飲めないとこも、7年前と変わらなくておかしかったな。
19時。
幕が開いて、People In The Box、tacica、THE NOVEMBERSと続く。
People In The Boxは年に1度ツアーに参加していたけれど、ほかの2つのバンドを見るのは本当に久しぶりだったからもっと懐古的な気持ちになるのかなぁと勝手に思っていたんだけれど、ライブは変わらず楽しくて、ほんとうにほんとうに楽しかった。
懐かしい曲もセットリストには含まれていて、一番tacicaを聴いていた時期にリリースされた人鳥哀歌が演奏された時はめちゃくちゃアガった。
THE NOVEMBERSの小林さんがMCで「また3バンドでやろうとは約束はしてないけど、また会える気がする」というニュアンスのことをおっしゃっていて、わたしはきっと、友達といっしょに、描いていた大人にはなれなかったこと、それでも毎日楽しいこと、今日の日に見てから自分に変わりがないことを話しながら、変わらず最高の音楽を届けてくれる3バンドの音楽を聴いて、きっと生きているんだろうなって、思った。
変わったこともあったし、変わらないこともあったけど、自分が過ごした年数だけ同じように年をとってそれでも変わらずに音楽を届けてくれる彼らがいてくれることがほんとうに心強いなと思う。
最後にステージ上に全員が集まって、手を繋いで挨拶をした姿を、わたしは忘れない。
お互いの音楽を称え、ここに7年ぶりに集まった彼らとまた再会できる日が今からとても楽しみだ。
そういえは周りの観客も学生のような風貌の人が多かったけど今回はスーツやオフィスカジュアルを纏った人が開演後に入ってくることも多くて、周りの観客たちも同様に年を重ねてるんだなぁ、と感慨深くなった。