わたしとかみさま

アイドルは夢と希望、ときどき、現実

#ケンティータイムおめでとう

中島健人くん、「Ken Tea Time」1000回更新達成おめでとうございます!

2016年の発足以降、ケンティが絶えず更新し続けた結果として、1000回更新という大きな数字を達成できたことが本当に嬉しい。映画やドラマの撮影で多忙でも、ツアー中でも、オフの日でも、どんなときも毎日更新してくれて本当にありがとう。どんなに毎日がしんどくても1日の終わりに「Ken Tea Time」を読んだら自然に笑顔になれたことが何度もあったし、何度も救われました。

そんな大好きな「Ken Tea Time」の記念すべき日に「Ken Tea Time」の凄さについてエントリーを残しておきたいと思います。


みなさん突然ですが「ファンベース」という言葉はご存知でしょうか?

ファンベースとは、ファンを大切にしファンをベースにして(ベースには土台や支持母体の意味があります)、企業や商品の持つ価値や売上げを中長期的に伸ばしていこうとする考え方です。

僕はファンのことを、企業や商品の持つさまざまな価値を支持している人と定義しています。実は、彼らこそが企業の売上を支える大黒柱であり、「上位2割の顧客が、売り上げの8割を支える」という、いわゆる「パレートの法則」を当てはめることができます。

実際、さまざまな業界の事例を調査してみました。数字に多少のバラつきはあったとしても、多くの商品やサービスにこの法則が合致しています。つまり売上の大半を支えるファンを大切にすることこそが、収益の安定化とさらなる成長への第一歩となるわけです。

佐藤 尚之・いま「ファンベース」が重要とされる理由とは - 株式会社フラクタル

マーケティングの考え方のひとつなんですが、簡単に言えば「人口減少・高齢化が進む中で新規顧客を獲得するのは難しい。だから新規顧客を増やすよりも、既存のファンを離さないことが大切だよ」って内容の話です。詳細は著書や著者・佐藤尚之(さとなお) さんのインタビュー記事を読んでいただければわかるかなと思います。

ファンベース (ちくま新書)

ファンベース (ちくま新書)

 

 

それがなんで「Ken Tea Time」の凄さに繋がるのかっていう話なんですが、わたしこの本をお仕事の関係で読んだときに「中島健人のことじゃねぇか!!!!!」って目からうろこだったんですよ。こんなモデルケース存在する?????って。もちろん企業の話なので全部が全部当てはまるわけではないけど「新規のファンを獲得すること以上に、既存のファンを大切にしている」というのはケンティの「Ken Tea Time」の取り組みに繋がるところはあるのではないかなと思います。

中島健人さんはアイドル・中島健人あるいははSexy Zoneという企業の良さを中長期的に伸ばしていこうとしているのかもしれません。


公式SNSを持てない時代の寵児

現在Sexy ZoneはTwitterInstagramなどのSNSアカウントを公式で所持していません。
今ではYouTubeInstagramの公式アカウント(チャンネル)をジャニーズのタレントたちが持てる時代になりましたが、そもそもジャニーズはSNSを含むデジタルマーケティングに弱く、肖像権が厳しいためネットに顔写真が掲載されることすらあまりありませんでした。

 

そんな彼らが唯一ファンとネットで繋がる場所として持っていたのが「Johnny's web*1」内のブログであり、そしてそのうちのひとつが中島健人さんの個人ブログ「Ken Tea Time」です。

つまりファン以外が見ることのできないかなり閉ざされた環境にあるため、ブログといえどアメブロTwitterInstagramと比較すると一般人の目に留まる機会もなければ、RTやいいねでバズったりすることもほとんどなかったのです。

しかし中島健人さんは「#KTT」というハッシュタグを生み出し、このハッシュタグをつけてみんなでこのブログを広げてほしいと投稿。これによりTwitterInstagramを本人が使えなくても、中島健人さんの思いはハッシュタグとファンを通じて世界に繋がることとなりました。

また「#KTT」はファンしか知りえないハッシュタグなので、TwitterInstagramと違い直接的に中島健人さんに攻撃できないのでそれによってアンチやネガティブな意見へのリスクヘッジになっているのもすごいなと思います。公式SNSがないことを嘆くのではなく、ファンサイトの連載の中でできることを中島健人さんは生み出し、それをここまでファンとともに育て上げたのです。


#KTTが生み出した、新たな価値と信頼関係

①「共感」を強くする
ファンの言葉を傾聴し、フォーカスする
ファンであることに自信を持ってもらう
ファンを喜ばせる。新規顧客より優先する

ファンベースってなに?「ファンの支持を強くするための3か条」|長田 涼|note

「#KTT」は先述しましたが「Ken Tea Time」や中島健人さんに関わるSNSの投稿にファンが使用するハッシュタグです。

「#KTT」以外にも冠番組や特別なイベントがあるときは「トレンド入りさせてほしい」「一緒に盛り上がろう」とオリジナルのハッシュタグを投稿記事にファンに向けて発信してます。*2

ファンレターよりも気軽でクイックにリアルタイムで中島健人さんへのポジティブなメッセージをファンであるわたし達が送れるツールとしてもこのハッシュタグは機能しています。

「ファンを大切にする」とは、「常連客に喜ばれるお店作りをすること」と似ています。
ここで肝心なのは、常連客をたくさん増やそうとして、八方美人なお店作りをしないこと。
それでは今いる常連客たちの心が離れてしまいます。

むしろ大切になるのは、すでにファンである彼らの声を傾聴することです。
彼らが「リラックスできるお店」と評価しているなら、「どうすればもっとリラックスしてもらえるか」に知恵を絞ります。その上でほかにも無数にある「リラックスできるお店」とは異なる「他と代えがたい存在」になることを目指していきます。

佐藤 尚之・ファンとともに新たな価値を磨き上げる - 株式会社フラクタル

そしてそれと同時に、このハッシュタグ中島健人さん本人が気軽にクイックにリアルタイムでファンの声を傾聴するためのツールでもあるのです。だからこそ中島健人さんはファンがハッシュタグをつけて投稿したことに対して早ければ翌日の「Ken Tea Time」で投稿しているし、トレンド入り喜びの気持ちを私たちファンに報告することができる。その投稿を見てファンである私たちは「ケンティはきちんと見ていてくれる」と中島健人さんへの信頼を高めるし、逆に中島健人さんも「ちゃんと自分の思いをくんで投稿してくれている」とファンを信頼してくれます。それによって中島健人さんとわたしたちには唯一無二の信頼関係が生まれ、「#KTT」ハッシュタグ以上の価値が生まれているのです。

 

ハッシュタグとそれをトレンド入りさせることの意味

②「愛着」を強くする
商品にストーリーやドラマを纏わせる
ファンとの接点を大切にし、改善する
ファンが参加できる場所を増やし、活気づける

ファンベースってなに?「ファンの支持を強くするための3か条」|長田 涼|note

ハッシュタグがトレンド入りすることによって、そのハッシュタグにはドラマやストーリーが生まれます。

例としてあげるとすれば、冠番組が放映されるときに「#Sexy冠」をトレンド入りさせたいとテレビを見ながらそのハッシュタグをトレンド入りさせようとファンが沢山のツイートしたことで、ハッシュタグは見事トレンド入りを果たし翌日にそれに対して中島健人さんが愛をありがとうと投稿して喜んでくれたのもまたひとつのドラマです。

それによりファンも番組に参加することができ、活気が生まれ、今ではわざわざ言及しなくてもファンが自主的にツイートするようになり、それは今も熱狂を生んでいます。

 

ファン同士のコミュニティの醸成

ファン同士が語り合ううちに、ファンは商品のどこに魅力を感じているのかを言葉にできるようになります。その言葉に耳を傾けると「こんなところが評価されていたのか」と、開発者でも驚くような発見が必ずあるものです。

佐藤 尚之・ファンとともに新たな価値を磨き上げる - 株式会社フラクタル

さらに「#KTT」はファンのコミュニティにそのものになっているのもすごい。そのハッシュタグを通してネット上でファン同士の交流が生まれているし、そのファンの投稿を見ること(語り合うこと)で上記の引用のように、より明確に中島健人さんの良さを、Sexy Zoneの良さを言語化できるようになっていく。

ファン同士が交流する場所を作ることでまたその熱狂が伝播していくのだと思います。

 

ファンが新たなファンを作ってくれる

ファンの口コミによって情報を届けます。情報過多の時代において、人々が最も信頼を寄せるのは「価値観の近い友人の言葉」です。あるファンの「この映画が大好き」という言葉は、周りの価値観が近い友人たちに大きな影響を及ぼします。

佐藤 尚之・ファンとともに新たな価値を磨き上げる - 株式会社フラクタル

「#KTT」で検索すると中島健人さんのファンの投稿を一同に見ることができます。このハッシュタグがトレンド入りをして、気になった人がなんだろうと思ってタップすると、ものすごい中島健人さんへの愛にあふれた投稿に触れることができるんですよ。これってものすごい質の良い口コミのひとつだと思うんです。

トレンド入りじゃなくても「最近中島健人さんが気になるなぁ」と思って検索して「#KTT」にたどり着いた人が自分と価値観の似た人たちが「中島健人さんは最高!!!!!」って呟いていたらますます気になるし、ファンの人がそれほどの熱量で呟いていたらその熱狂は伝播して、ハマってしまうに違いない。そういう口コミという役割もこのハッシュタグやそれをトレンド入りさせることにはあるんじゃないかなと思っています。


ファンを大事にするという姿勢

③「信頼」を強くする
それは誠実なやり方か、自分に問いかける
本業を細部まで見せ、丁寧に紹介する
社員の信頼を大切にし「最強のファン」にする

ファンベースってなに?「ファンの支持を強くするための3か条」|長田 涼|note

中島健人さんに限らず、Sexy Zoneのファンをしていて感じるのは「大切にされているな」ということです。以前中島健人さんが「ファンファースト」とザ少年倶楽部で発言したこともありましたが、そういう精神を全員から常に感じます。

だからこそSexy Zoneを信頼しているし、ファンでよかったなと何度も思ったし、応援したいなと思わせてもらっています。

 

最近であればファンクラブ会報がメンバー主導になって各メンバーがかわりばんこで編集長を務め会報を作成しています。面付けなどを決める会議にも参加し、写真撮影に立ちあい、編集長であるメンバーは自分以外のメンバーのページにも関りがあるのでとても大変だと思います。ただでさえ多忙な中で私たちファンを喜ばせるために時間や知恵を割いてくれることは身に余る光栄で、そんな姿勢が見えるからSexy Zoneをこれからも応援したいと思えるんだなぁと私は思います。

 

「SexyZone」と検索欄に入れると「売れない」などネガティブなワードがサジェストされることがあります。

でも中島健人さんの#KTTや「Ken Tea Time」での取り組みを見ていると彼らはもっと先々を見ていて、今いるファンを大切にすることで自分たちの価値を高めているのだと思います。これらの取り組みはたしかに今日明日で成果が出るわけではありません。でもこれから彼らがやってきたことは確実に身になって、わたしたちをSexy時代へ連れてってくれると信じています。

 

そんなファンベースが根付いた最強で最高のアイドルSexy Zoneの17枚目のダブルエーサイドシングル「麒麟の子/Honey Honey」が10月23日に発売されます!!!!!

これをきっかけに気になった人がいたらぜひこちらもよろしくおねがいします!Sexy Zoneは最高だぞ!!!!!

 

 

*1:ジャニーズ事務所の有料モバイルサイト

*2:#Sexy冠や#国民的Sexyなど唯一無二のハッシュタグを生み出している

Welcome to SexyZone〜DVD/BDのススメ〜

ようこそ、SexyZoneへ!きっとこの記事にたどり着いた人は「最近SexyZoneが気になるんだけど、なにから手をつけていいかわからない…」「最近ハマったんだけど昔の映像作品が多くて選べない~!」と思っているはず。


ここでは数あるSexyZoneのDVD/BD、シングル、アルバムから筆者が実際に、見て、聞いて、体験してこれを見たらさらに好きになる!と思った作品を超独断と偏見でピックアップ!


今回はDVD/BD編。

 


まずは2017年に開催された5周年ツアーから横浜アリーナ公演が収録されたこちらの作品。
とりあえずSexyZoneが気になる!と思ったらこの円盤を買えばオールオッケーな最高で最強の円盤。最初にを買ったらいいか?を問われたらまずこれがオススメ!


2017年9月18日付オリコン週間DVD/BD両ランキングで総合1位を獲得し、DVD/BDランキング同時制覇はSexyZone初。ミュージックDVDとBDの売り上げ枚数を合算した「総合ミュージック映像ランキング」でも合計8.3万枚で1位を獲得。映像主要3部門を制し、名実ともにSexyZoneを代表するSTAGEとなった。


演出構成の中心となった風磨くんがその時に発表したコメントも最高。

いろんなことを乗り越えて迎えた5周年。
その全てを咀嚼して、形にしたのがこのSTAGEツアーでした。
これからも僕らなりに、僕ららしく、誰かの夢であるグループで
あり続けるよう努めます。
結果として、過去最大売り上げといううれしい成果を得られたのは、
僕らに関わってくださった、全ての人のおかげだと思っています。
引き続き感謝を忘れず、邁進していきたいと思います。 

Sexy Zone 菊池風磨

https://www.oricon.co.jp/news/2097171/full/

 

通常版にはドキュメンタリー映像が収録。コンサートのバックステージではしゃぐ姿や5人の入浴シーンなど本編に負けず劣らず楽しめます。メンバーそれぞれが手がけたソロパフォーマンスについて語る映像も必見です。SexyZoneがクリエイティブなアイドルであることの片鱗が垣間見れます。
セットリストもベストアルバムをひっさげてのツアーだったので、シングル曲やSexyZoneの初期の名曲を様々な演出と楽しむことができます。かわいいもかっこいいも面白いも女装も着ぐるみもとにかくSexyZoneがどういうグループでどういうコンサートをしているのか?一番わかるのがこの円盤だと思います。

 

そしてこの円盤を見て「最高・・・!」「これ以上のSTAGEがあるの!?」って思ったそこのあなた!大丈夫です、SexyZoneは毎分毎秒最高を更新するグループなので2018年のツアーも最高です。


SexyZoneが新しいチャレンジを掲げて作られたステージはこれまでにない試みに挑戦していて、アーティストとしての才能が開花する瞬間を見れます。オープニングから挑戦を感じられてめちゃくちゃシビれます。5周年のお祝いムードも落ち着きSexyZoneから「絶対にトップになる」という並々ならぬ意思を感じるコンサート。


来る、8月28日発売の今年のツアーを収めた円盤もやっぱり最高です。

このツアーに関しては別エントリーで感想をあげる予定なのでここでは割愛します。


基本的には迷ったら新しいものを買う、が良いと思います!


「いやいや、わたしな最新じゃなくて、過去のSexyZoneを見たいのよ!」って方に個人的に超おすすめしたいのが、2016年に開催されたツアーから代々木第一体育館公演が収録された『Welcome to Sexy Zone Tour』

3人/2人体制を経てSexy Zoneが5人で作り、5人で魅せた最初のステージです。
この時の構成演出の中心に立っていたのは風磨くんではなく、勝利くんでした。

勝利)自分から総合的に指揮を執るってことを提案したのは、ボクがリードする立場にいればメンバーも自由にアイディアを出せて自分達の意見をライブに反映しやすいんじゃないかと思ったから。

*1

勝利)構成を考える際、“5人”っていうことに関して、いろんなことを考えたよ。「やっと、この形でファンのみんなに会える!」ってワクワクするし、うまく言葉じゃ説明できないんだけど、誰が抜けてもその代わりはいないボクたち“

5人の絆”、そういうものを伝えられたらいいな。(中略)今回は声を大にして言うよ。ボクはこのSexyZoneが大好きです!

*2

もちろん今と比較すると粗さや未熟さみたいなものはあるのだけど、このステージがなければふまけんは今も氷河期だったかもしれないし、風磨くんが構成演出の中心に立っていなかったのではないかとわたしは思います。

風磨)去年の夏の終わりくらいから、オレの長かった反抗期も終わって(笑)、グループの結束力が増して、雰囲気もすごく良くなったのを感じるんだよね。まず“5人のSexyZone”っていうのを全員が今まで以上に強く意識するようになったし、中島とガッツリ仲良くなったっていうのも大きいんじゃん?

*3

みんなも前後でこのツアーのことやその直後のサマパラのことを5周年を迎えるタイミングでよく話していました。

風磨)自分達で1から全部を作ったっていう意味では、本当に初めてのものだったから勉強になった。(中略)ツアー全体を振り返ってみると、SexyZoneみんなの気持ちが再度引き締まった、再出発っぽい感じになったんじゃないかと思うよ。

聡)SexyZoneが一番見せたかったものが見せられた、そんなライブだったんじゃないかな。これがすべてじゃないけど、出発地点みたいな。

*4

健人)オレが思う「この5年間のターニングポイント」は今年の夏の『サマパラ*5』。TDCでそれぞれのライブをやったこと。

マリウス)個人的に、一番好きっていうか、改めて「あぁ、この5人で良かったなぁ」と思ったのは、今年のツアー『Welcome to Sexy Zone Tour』。

*6

それくらい今のSexyZoneを語るにあたって外せないツアーでした。SexyZoneの黎明期~転換期の移ろいを感じられるのがとにかく最高!


セットリストには初期のSexyZoneのコンサートでかっこいいの要であった「IF YOU WANNA DANCE」「Ghost〜君は幻〜」や盛り上がり曲代表の「ぶつかっちゃうよ」なども収録。最近やらないけどライブといえばこれだよね~って曲が満載なのも楽しくて良い。


ツアー開始前に放送された「密着!Sexy Zone 2015 -Keep running- 完全版」でこのツアーに関しての言葉もとても、印象的だった。

風磨)今回5人で出来そうだからね(中略)例えばジャニーズJr.とも前回絡んでやってたけど今回5人のモノを観せるのがメイン

勝利)胸張って本領発揮できる

風磨)逆に言うと言い訳できない

中略

勝利)今の僕達の最大限の完成したモノを観せたいですね

SexyZoneにとって悲願だった5人での活動。そのリスタートを飾ったツアー。そこに見えるさまざまな覚悟を感じるコンサートでした。自身の体験でいうとわとにかく泣いた記憶しかない。そういうあれこれを含めても良ツアーだったので「過去のSexyZone」が見たいというのであればこの円盤がオススメ。


そしてSexyZoneの映像作品として外せないのがソロコンサートの円盤です。こんなにソロ映像が充実してるユニットってSexyZoneだけなんじゃないかな…と思います。

Summer Paradise 2017[Blu-ray]

Summer Paradise 2017[Blu-ray]

 

現時点の最新ソロコンサート。
とにかく「らしさ」が集約されているのでとても良いです。演出構成はもちろんバックにつくJr.に至るまでセルフプロデュースされているのでそれぞれのアイドル観であったり、魅せたいもの、好きなこと、得意なこと、そういうのがわかりやすく詰まっているので個人を知るうえでおすすめです。


ただこのソロコンの良さって、別々のことをしているのに伝えたいメッセージが全員同じだったってことなんですよ。
魅せ方や伝え方は違うけどそれぞれが「人生を大切にする」ことをコアにしていてそういうところに、彼らがユニットである所以みたいなものをびしびし感じて最高だった。

風磨くんのソロ「風 is I?」は今年のツアーに通づる部分もあるのでそういうものを含めておすすめの一本です。


んでもって、この円盤を買ったて見たに薦めたいのはシングル作品の「ぎゅっと(初回限定盤B)」。

ぎゅっと(初回限定盤B)

ぎゅっと(初回限定盤B)

 

えっ、これってDVD/BD編じゃないの?って思った人いると思うんですが、これは!ここで紹介させてほしい!
なぜなら、このシングルの特典DVDに収録されている「サマパラお疲れさま企画!海に全員集合!〜ちょっと遅めのSexy夏休み〜(約59分収録)」をサマパラを見た後に見ることを超絶おすすめしたいから~~~~!!!!!

それぞれが全力で走りきったSummer Paradise 2017。その慰労も兼ねて5人で少し遅めの夏休みに出発。海にBBQに花火に、夏らしさ&5人の笑顔満載のスペシャルプログラム!

ポニキャの説明はこんな感じなんですけど、実際BBQしながらそれぞれのサマパラについての感想を話しているのが最高です。感想はもちろんソロコンサート制作秘話なんかも語られます。メンバー同士でちょっと真面目なトーンでそれぞれのお話を聞くことでソロコンの深みが増す。おすすめです。


あとこのシングルにはここ最近のカップリングで一番好きな「HIT THE HEARTBEAT」が収録されているので併せておすすめしたい。


というわけで思ってたより長くなってしまいましたが、DVD/BD編はここまで!

続くアルバム編・シングル編にもご期待ください~!

 

*1:SexyZone ファンクラブ会報 vol.15

*2:Welcome to SexyZone tour パンフレット

*3:SexyZone presents SexyTour 2017〜STAGE パンフレット

*4:SexyZone ファンクラブ会報 vol.15

*5:Summer Paradise 2016

*6:SexyZone ファンクラブ会報 Vol.17

新しい音楽に出会う

最近また音楽が楽しい。

 

昔から音楽は好きだし、ずっと楽しいけれど、ここ数年は能動的に自分で新しい音楽に出会つための行動をしていなくて。そんなわたしがまた新しい音楽と沢山出会うきっかけになったのが音楽定額サービスの「Apple Music」。

 

定額で気軽に沢山のジャンルの音楽が聴けるっていうのはもちろんなんだけど、AI機能によって作成されるプレイリストがすごい。

特に出会いにフューチャーすると「New Music」という毎週金曜日に更新されるプレイリストが良い。自分の好みのを把握された上でチョイスされるので毎回新鮮に「こんなステキな音楽があったなんて!」って感動しちゃう。

そのおかげで出会ったアーティストはたくさんいるし、新しい音楽に出会う楽しさを数年ぶりに思い出してワクワクしてる。他にも昔聴いてたなーって曲との再会まであるんだから、もう最高としか言えないよね。

 

そんな沢山の音楽との出会いの中で、もうどストライクに好き。こういうのが今聴きたかった!っていう気分にぴったりハマった出会いがあった。

WAIT

WAIT

  • BRIAN SHINSEKAI
  • J-Pop
  • ¥250

BRIAN  SHINSEKAIさん。

正直、Apple Musicがプレイリストにピックアップしてくれていなかったら今もまだ知らなかった可能性の方が高い。

多分1ヶ月くらい前にプレイリストにピックアップされて、それが上に掲載したWAITって楽曲なんですけど。まーーー良い!歌い出し聴いた瞬間(うわ…好き…)ってなって即アーティストページ飛んで全曲ダウンロードしたよね。そういうのが気軽にできるのも定額音楽配信サービスの最高なところだよな。わざわざタワーレコード行かなくても3タップくらいで欲しい音楽手に入る。ありがたい世の中だよ…。

東京ラビリンス ft. フルカワユタカ

東京ラビリンス ft. フルカワユタカ

  • BRIAN SHINSEKAI
  • J-Pop
  • ¥250

過去作だと東京ラビリンスがめっちゃ良くて。(そもそも収録されたアルバム自体がとてもよい)曲じゃなくてアーティスト単位で久々にどストライクな音楽だった。嬉しくなってツイッターでも共有したくらい。そして共有も手軽にできるのもやっぱり定額音楽配信サービスの最高なとこだよね。CD貸すと、MDにダビングして渡すとかしなくていい。

 

そしてピックアップされたタイミングも絶妙で、その後丁度リリースが立て続いてたんですよ。ハマりたてで供給あるとやっぱり嬉しいからね…。

TAIWAN

TAIWAN

  • BRIAN SHINSEKAI
  • J-Pop
  • ¥250

最新作のTAIWANがまためちゃくちゃ良い。音楽的な知識を持ち合わせていないから音作りが、とか、歌詞が、とかまぁその辺は全然わかんないけどとにかくノれる。あと耳馴染みがよくてつい口ずさみたくなる。それからちょっと懐かしさがあってどこか聴いたことがある感覚が刺激されるのがとてもよい。

特にTAIWANはライブでぜひ聴きたいし、一緒に声出したりしたらめちゃくちゃ楽しそうだなって思った。

年内にライブに行けたらいいなぁ。生の音で体感するのも絶対気持ち良いんだろうな。

 

と…まぁこういう出会いもあってApple Musicおよび音楽定額サービスって最高だよねって記事を書きたいなぁと思った書いたわけですが、新しい出会いの提供はもちろんだけどクイックに手元に音楽を保存しておけるのもありがたい。今年久々にロッキンにいったとき、初めて知るバンドももちろんあったけどいいなと思ったらすぐに探して聴けるそのスピード感はやっぱり魅力だよなと思いました。

後であれなんだっけな、とか、ならないしハードルが低い。他の曲も気軽に聴けるのはありがたいしそこからもちろん購買に発展することも当たり前にあるので、CDが売れない時代って言うけど音楽との接点は俄然増えたなと感じる最近です。

 

あとこれはもーめちゃくちゃ言ってるけど、ジャニーズ事務所も早急に音楽定額サービスに対応してほしい。ジャニーズの音楽って最高なんですよ。ジャンルも多岐にわたるしアルバムやシングルカップリングにも作り込まれた楽曲や名曲が数々あるけど、いかんせんCDを買うという手段しかないからジャニヲタ以外の層になかなか届かないの勿体なさすぎる。

SexyZoneでいうとPAGESはまじで楽曲が粒ぞろいだったし、ジャニヲタよりも音楽好きに響きそうなラインナップだったので超悔しくて。これもっと気軽に聴けたら、絶対興味持ってもらえるのにって(笑)。特にiriさんが詞曲提供してくださった「Make me bright」なんてめちゃくちゃ音楽好きに響くよ…って勝手にもどかしさを感じていた。

 

わたしが新しい音楽に出会ったように、ジャニーズの音楽に新しか出会う人が沢山増えると思うのになぁ。とこれからの音楽定額サービスへさらなる期待を抱いている。

藤巻亮太さんと佐藤勝利くんがセッションするってよ

このツイートを見たとき、ボロボロとなんかのスイッチを押したみたいに涙が出た。わたしにとってそれくらいの衝撃と感動がこのツイートには確かにあった。

 

小学生までオリコンチャート上位にランクインする曲を好んで聞いていた周りの子たちが中学生になってからだんだん「自分の好きな音楽」を選んで聞くようになっていった。わたしもそのうちの一人だった。この時期に選んで聞いていた曲は確実に今、自分が好きな音楽にかかわっていると思う。


そしてその中でもっとも私に影響を与えたのがレミオロメンだった。レミオロメンがなければわたしはこんなに音楽に興味も関心も持たなかったと思う。


あんまりよく覚えてないけど、一番最初に知ったのは『南風』でスペースシャワーTVのランキング番組かなにかで流れていたのが最初だった思う。お母さんにお願いしてTSUTAYAでレンタルしてもらったのをMDに録音した。その後、ミーハーよろしく、一リットルの涙の挿入歌として大ヒットした『粉雪』をきっかけにめちゃくちゃハマった。


一番好きな曲は当時からずっと『ビールとプリン』。学生時代に人間関係でうまくいってなかったときは『アイランド』を聴いて励まされていたのでこの曲を聴くといまでも胸がきゅっとなる。そういう自分が社会人に至るまでの所謂“青春時代”はレミオロメンの楽曲と共にあった。当時はジャニーズになんて微塵も興味がなかった。レミオロメンがわたしのアイドルでスーパーロックスターだった。


なので2012年に期限活動休止を発表されたときは死ぬほど泣いた。でも、レミオロメンが無期限活動休止を発表したその年、わたしは「SexyZone」というアイドルに出会った。

 


そして冒頭のツイートの話に戻るわけだが、私の青春時代の象徴である藤巻良太さんと、現在進行形でわたしの世界で一番好きなアイドル佐藤勝利さんが共演するってほんとうにほんとうにわたしにとっては奇跡みたいなことなんですよ。こんなことってあるんだな。って思った。人生のご褒美こんなとこでもらっちゃっていいのってくらいの話なんだよ。だから来週日曜日がほんとうに楽しみ。


個人的には勝利くんがギターを弾く姿が民放チャンネルで流れるのもすごくうれしくて。勝利くんのギターや音楽への偏愛っぷりはヲタクの知るところではあるけど、民放チャンネルで語られることってほとんどなかったし、弾いてる姿も少クラくらいでしか流れる機会なかったし。


だからこういう人に見てもらえるチャンネルやタイミングでこうして取り上げてもらえるのすごくうれしい。ミュージシャンの方と音楽について話す姿が見れるかもっていうのも大きいし、この話が先々VICTORY ROADSで聞けるかもというのも込みで楽しみ。


だからいろんな意味で放送がすごく楽しみだし、そんな機会をくれたアオハルTVにはめちゃくちゃ感謝している。いいレギュラーに恵まれたなと思います。


また放送後にゆっくり感想を書きたいと思います!本当に楽しみ!

TOMOE 2019

7年、長いようであっという間の7年。

わたしはもう長いこといっしょにPeople In The Boxを見てきた友達と、7年前と同じように、TOMOEを見てきました。

開演までの間、友達とは近況報告とあれから7年前の懐かしいエピソード、もっと7年の間に大人になってると思ってたことなんかをメロンソーダを飲みながら話してました。成人しても二人ともちっともお酒が飲めないとこも、7年前と変わらなくておかしかったな。

 

19時。

幕が開いて、People In The BoxtacicaTHE NOVEMBERSと続く。

People In The Boxは年に1度ツアーに参加していたけれど、ほかの2つのバンドを見るのは本当に久しぶりだったからもっと懐古的な気持ちになるのかなぁと勝手に思っていたんだけれど、ライブは変わらず楽しくて、ほんとうにほんとうに楽しかった。

懐かしい曲もセットリストには含まれていて、一番tacicaを聴いていた時期にリリースされた人鳥哀歌が演奏された時はめちゃくちゃアガった。


THE NOVEMBERSの小林さんがMCで「また3バンドでやろうとは約束はしてないけど、また会える気がする」というニュアンスのことをおっしゃっていて、わたしはきっと、友達といっしょに、描いていた大人にはなれなかったこと、それでも毎日楽しいこと、今日の日に見てから自分に変わりがないことを話しながら、変わらず最高の音楽を届けてくれる3バンドの音楽を聴いて、きっと生きているんだろうなって、思った。


変わったこともあったし、変わらないこともあったけど、自分が過ごした年数だけ同じように年をとってそれでも変わらずに音楽を届けてくれる彼らがいてくれることがほんとうに心強いなと思う。

最後にステージ上に全員が集まって、手を繋いで挨拶をした姿を、わたしは忘れない。

お互いの音楽を称え、ここに7年ぶりに集まった彼らとまた再会できる日が今からとても楽しみだ。


そういえは周りの観客も学生のような風貌の人が多かったけど今回はスーツやオフィスカジュアルを纏った人が開演後に入ってくることも多くて、周りの観客たちも同様に年を重ねてるんだなぁ、と感慨深くなった。

 

f:id:rock1swld:20190618153009j:image

 

Sexy Zone 6th original album「PAGES」全曲レビュー

中島健人さんの25歳のお誕生日という記念すべき日についに発売されたSexy Zone 6th original album「PAGES」の全曲レビューです。

先に断っておきますがわたしは音楽的知識を持ち合わせていないため、全然為にならないのですがアルバムタイトル「PAGES」の総称「Photo  Album Gathered Emotion Sexyzone」にちなんでそれぞれの曲を聴いて感じたエモさを集めて、見返したときにこの時この曲に対して自分はこう思ってたんだなというのを記録として残しておこうと思います。

 

ツイッターにはすでにふせったーを利用して呟いたので、ふせったーの誤字を訂正しつつのはてなブログ版です。この時の気持ちを今回は大切にしたいので特に追加はありません。

 

このアルバムについてSexyZoneは「喜怒哀楽、いろんな感情が詰まっている」と話していましたが全編を通して聴くとそれを軸に集められた曲たちというのが聴いた今ならすごくわかる。今の自分の気持ちに寄り添ってくれたり、あるいは過去の自分の気持ちを思い出したり、感情にダイレクトに響いてくる曲が多い。

そして彼らが音楽的に成熟してきていることも曲のジャンルの幅広さ、その幅広さを表現する力からものすごく実感する。

「xyz=repainting」以降彼らはの音楽はアイドルポップスとしてラベリングしてしまうにはあまりにももったいないので、彼らの曲を知らない人にこそこのアルバムが届けばいいなと思います。SexyZoneの音楽は最高!

 

DISC 1

01_La Sexy Women

イントロがめちゃくちゃ好き。華やかでポップだけどかっこよさもあってこれをリード曲にしたの大正解すぎる。+actでここ2〜3年セクゾらしさを模索してたけどこれがセクゾらしい曲かもって曲というニュアンスで勝利くんが話してたけどたしかに今のセクゾらしい感じはめっちゃする。このヒロインは普通の女の子だと思うけどSexy Zoneのフィルターを通すとものすごく特別な女の子になるな…と思う。女の子をお姫様にするそういう魔法をかけてくれる曲。

 

02_恋がはじまるよーー!!!

三浦徳子大先生が作詞してくれたセクゾが得意とする盛り上がり曲って感じ。ライブで手拍子して盛り上がりたい。ふとした時に口ずさんでしまう。勝利くんの1サビ前の「カモン!」の担当になった。歌詞もパンチあって最高。三浦徳子先生が描く女の子目線の歌詞ほんと最高だしセクゾは女の子目線の歌詞が似合いすぎる。恋はじまりたい!あとハロヲタに響くこと間違いなしなのでハロヲタに届いて欲しいですしね…。

 

03_すっぴんKISS

ここまでの曲順最高すぎる。このアルバムでもだんとつにかわいい感じ。あとここですっぴんを聴くことで思うのはセクゾの可愛らしさは聡ちゃんが担ってんだなってこと。嫌味のない自然な可愛らしさをもつ聡くんの真っ直ぐで純度の高いさわやかな声は最高。電車とかで高校生のカップルが仲良くしてるのを見ると「可愛いなぁ」って微笑ましくなるけど、この曲はそういう気持ちにさせてくれる。セクゾの表現するかわいいは多彩。

 

04_CRY

雑誌のインタビューで「好きな曲は」と聞かれたときに誰かしらあげる曲という印象があったけれど、フル尺で聴くとめちゃくちゃ納得する。4曲目から8曲目まで自分自身と向き合う曲が続くけどこの流れは今の自分の気持ちを一番揺さぶられたセクションです。セクゾが得意としていた応援歌の音楽的アプローチが広がったなとも感じた曲。これは間違いなく応援歌だけど「勝利の日まで」とかのようにわかりやすい感じとは違った角度から励まされる感じ。夜に街を歩きながら聴きたい。めちゃくちゃかっこいいし前向きなんだよね。気持ちのリセットができる感じ。歌い始めと落ちサビの勝利くんが最高すぎて最高です。あと風磨くんの「Life is so …so beautiful」がめちゃくちゃ沁みる。

 

05_make me bright

この曲がアルバムで一番好きです。この曲はソロがいいのでは?という音楽ディレクターの提案を5人でやりたいと推してくれた風磨くんに感謝。そのセンス間違いなさすぎる。なんというか自分の中にあるどうにもならない気持ちみたいなことを掬い上げてくれる優しさ。特に落ちサビのマリちゃんが最高すぎて泣きたくなる。この曲ほんと泣きたくなる。セクゾの語りかけるような歌い方がそうさせる気もするし。今の私の感情を一番掻き立ててくれる曲です。ライブは歌割り的にもフルだと思うので楽しみだな〜。この曲は個人的に大好きなiriさんが詞曲提供してくださってるのも胸熱ポイントなんですが、雑誌で仮歌がiriさんだったって聴いてiriさんverもいつか聴きたいなと思っている…。

 

07_イノセントデイズ

ここにこの曲天才でしょ。イノセントデイズの良さを再確認できる曲順。なんてことない毎日の中で思い通りにいかないことがたくさんあるけどそれでいいんだなと思わせてくれるしなんというか自分自身を許せるし肯定してもらえる気がする。ここの流れめちゃくちゃ泣いちゃう。今のSexyZoneの応援歌は頑張れと言うんじゃなくて肯定してくれるんだなって感じがします。

 

08_Don't run away

家でお酒飲みながら今日も頑張ったねって励まされて自分を鼓舞してきたイノセントデイズ までの流れからのDon't run away最高。戦いに行く感じ。この流れがあるからこの曲がすんって心に入ってくる。前向いて突き進める。この流れ気持ち良い。次の日の朝感めっちゃある。あと未来のための今ってって感じが好きですね。特攻ガンガン炎メラメラで歌ってほしい。Zoppさん作詞といえこともあってジャニーズロック的なかっこよさがまたいい。

 

09_My sweet heart My sweet love

セクゾ初のウェディングソング!ウェディングソングを歌う歳になったかという謎の感慨深さある。すっごい聴いてて幸せになれる。この曲でMV作るなら結婚式のスタッフをセクゾが演じて素敵な結婚式のために奮闘するドラマパートと教会で白スーツで歌い踊るダンスパートで間違い無いでしょ。最後にブーケをゲットしてしまう勝利くんがラストカットだな。大切な人が幸せだと幸せだなって思える曲、多幸感がすごい。

 

10_チクチクハート〜beating beating〜

女の子に振り回せるセクゾは最高だしこういう男の子の情けなさみたいなのを表現するの得意だよね。いままでだとこういう切ない感じの恋愛曲はバラードに多いイメージがあったけど曲調の可愛らしさでより恋をしてるときの楽しい感じと、どうにもならない切なさとかそういう対比が伝わる。あとキーが高い。「ぼくのはじめてに全部 きみがいてほしい」「ぼくじゃだめかな」の勝利くんが最高!LEGOヒロキさんの歌詞はアップテンポな曲にめっちゃくちゃマッチするけどどことなく切ない感じがすごくステキ。たくさんステキな詞をありがとう…。

 

11_青い恋人

めちゃくちゃドラマの主題歌に採用したい。歌い出しの風磨くん最高。いままでなんども候補に上がってやっと採用された曲って勝利くんが話していたけど採用してくれてありがとうって感じ。落ちサビのケンティがすごく好き。爽やかででも切ない感じ…胸がキュンとする。セクゾのこれまでのアルバムに入ってても違和感ないけど、いまのセクゾだからこそこの曲を背伸びせずに歌えるのかなと思ったりする。最後の「愛してる」とを勝利くんにした大人は金一封。

 

12_Hands up

タテノリアゲアゲチューン最高。EDMという括りでいいのだろうか?ミラーボールとか回してほしいしこれは一緒に盛り上がるための曲だよなー。ライブ映えしそうだなって感じ。無条件でテンション上がる。「誰の目も気にしなくていいんだ」のからの歌詞からの流れで、マリちゃんが今回のアルバムインタビューで話してる「セクゾのライブは感情を解放できる安心できる場所」というのを思い出してグッときます。

 

13_カラクリだらけのテンダネス

ジャニーズクラシック!このアルバムに入るとこの曲めちゃくちゃ際立つな!かっこよくてちょっとダサくて口ずさみたくなるジャニーズの王道だけどセクゾが歌うと謎にスタイリッシュ感が増す。華やかなサウンドセクゾの相性が抜群だな。聴くと「きたー!!!」って言いたくなる曲。めちゃくちゃ好きです。いままでのシングルで一番好きです。

 

14_ゼンゼンカンケイナイ

これまじで夏フェスでしょ!めちゃくちゃアガる!早口で疾走感もあるし声出してぇなあー盛り上がるだろうなー!ギターの音がめちゃくちゃいいんだよな。ロックバンドの曲っぽい感じもあってサウンドがまじで好みすぎる。タオル回して箱でぎゅーぎゅーになりながら聴きたいしサビは頭ガンガン振りたいですね…。落ちサビの風磨くんはちゃめちゃ良い。トロッコか踊るかどういう演出してもハマりそう。

 

15_wonder love

セクゾのこの手の曲ほんとすき。Love confusionとかSlow jamその辺とジャンル的には同じかな?って感じなんだけどこの品のある感じめちゃくちゃいい。あとこれはCDじゃなくてライブだと思う。名曲になる曲って感じ。ほんとめちゃくちゃに好き。セクゾのこういうミディアムテンポの曲すっごい好きなので好きという言葉しかない。この曲は10周年でベストアルバムをヲタク曲チョイスで作った時に絶対に入るなという確信がある。

 

16_君がいた夏に…

問答無用に好きです。これはシングルカットで全然いいと思う。すごいかっこいいしサビの掛け合いがすごくいい。ケツメイシRYOJIさんが作ってくださってる曲でたしかにケツメイシっぽさみたいなのとあるけどこれをちゃんとポップスとしてセクゾ色にしてるのがすごい。君がいた夏に…とtwilight sunsetをセットで聴きたいよー。まじでかっこいい。切ない夏の曲いいな…まじでこれは夏の音楽特番で歌うべき。もったいない!夏の月9のラブストーリーの歌でしょ!?ってなるなー。曲のアレンジも最高!

 

17_いつまでもいつまでも

ケリーさんが作詞してくださってるのもあるけどこのアルバムのラストにふさわしい曲だなと思う。一番今のSexyZoneのことを歌ってるなって感じがする。歌詞もシンプルでいい。2番歌い出しの「大人になりたくない」の部分をマリちゃんに振ったの天才でしょ。なんか聞いてるとこれまでのSexyZoneが走馬灯のように頭に流れてきて泣きたくなるというかエモい気持ちになる。いろんなことがあってこれからもいろんなことがある。あと「破いて丸めてゴミ箱に投げた想いたちを 拾い上げて 胸の中に抱きしめて」って歌詞が好き。どんなこともどんな気持ちも全部持ってひとつも捨てずに未来に進むセクゾを感じる。

 

DISC 2(通常盤にのみ付属)

Because of 愛

ケンティ史上一番黒いラブソングと本人が各所で言ってるけど歌詞よりもこういう音がケンティから出てくるんだなという意外性はあったかも。Mr.jealousyは同じ嫉妬でも片思いでかつ嫉妬をしてる相手が明確だったけど、今回は相手も自分が好きなのに愛に飢えてる感じの飢餓感がすごくてケンティが繁忙期、愛をアウトプットしまくってた時の曲だと思うと納得する部分がある。好きなエピソードは+actで勝利くんがケンティソロについて「この曲を初めて聞いた時歌詞カードを一緒にもらったら全部サビって書いてあった」「ケンティが曲も作ったから俺には平メロなんてないってことなのかと思った」というニュアンスの話をしててめちゃくちゃ最高!ってなった。いままでにないソロ曲で演出も楽しみ。

 

Keep On

ソロ曲でいうと今回はマリちゃんのソロ曲が一番好きです!歌詞も前向きな感じが聞いてて気持ちいいし朝に聞いて今日も頑張ろうと思える曲だなぁ。ほんとに気持ち良さがある。かっこいいにもかわいいにもよりすぎてなくて18歳の等身大のマリちゃんだなって思います。今回この演習も楽しみ。ガツガツ踊ってほしい…。これから先どんどん進化してく曲な気がする。どの年齢で歌うかで伝わるメッセージが変化してくる感じがするし、受け取る側としてもなにかしら変化がある気がする。定期的に歌っていってほしい曲だな。あとマリちゃんの声は宝物だよ。

 

Cocoa

これは究極のエモ曲。まずお父様との共作というのも風磨くんだからできたことであるし、そして風磨くんがジャニーズに入るきっかけになったのも元を辿ればお父様なのでそういう風磨くんのルーツみたいなものを曲で感じる。20-Tw/Nty-とはまた違うけれど風磨くんの描く家族のうたは本当にあったかいね…それこそ本当にココアのよう。途中に入るホームビデオの音声もすごく憎い演出だなって思う。ソロ曲のテーマ「人生」が一番シンプルに出てる気がするし、風磨くんの曲なんだけどなんとなく自分の人生にも当てはまるようなそういうノスタルジックな魅力があるし、あらためて風磨くんはそういう人の心の記憶を呼び起こす天才だと思った。

 

風景画

勝利くんはこの曲について雑誌などのインタビューで「失恋ソング」とカテゴライズしていたけど、これは「普通の日常」への賛美歌なんだと思う。この曲に「君」がいることで普通が普通じゃないと気づく過程がわかりやすくなってるので、そのために失恋ソングという手法を使ったんだろうな。普通や日常を維持し続ける難しさが2番の「寂しいかな偽りつづけ」「ついた嘘の分だけ菫を咲かそう」から表現されててとても好き。失ってから気づく普通の日々の大切さや難しさは、勝利くんが24時間テレビを経て痛感したことの一つでもあるのかなと思う。震災とかもそうだけど、普通がそうじゃなくなった時、普通だった日々が途端に美しく色づいて大切だと気づく、曲の美しいメロディも相まって綺麗でありながらもその綺麗さの本質を問うような曲だと思いました。ギターで弾き語るのかな?楽しみだな。

 

今回は曲にフューチャーしたのですが特典映像が充実した初回A、初回Bももちろん最高!

初回Aはアイドルのお仕事をしてるSexyZoneか見れるし、初回Bはみんな大好きSexyZone channel復刻版なので有無を言わず面白かったです。

親愛なる史上最高で最愛のライバルたちへ~ドリフェス、ファイナルシーズンに寄せて~

ドリフェス!」プロジェクトがファイナルシーズンを迎えることが、5日の緊急特番で発表された。これに関してさまざまな感想や意見が飛び交っているけど、わたしは完璧なまでに美しいゴールだと思った。

もちろん、大好きなプロジェクトのゴールが決まったことに対して寂しい気持ちや惜しむ気持ちはあるけれど、不思議と悲しくはない。いつかゴールテープを切る時がくるなら最高にハッピーな大団円をみんなで万歳三唱で迎えたいと思っていたから、ゴールまでの残り僅かな距離をプロジェクトと一緒にに最後まで駆け上がりたい!そんでみんなでゴールテープを切って、それと同時に新しいスタートダッシュするぞ!っていう前向きなパワーで溢れている。

 あとこれまで、好きなアイドルの最後をちゃんと見送れたことがないから、サイコーの舞台でサイコーの形で大好きなみんなをサイコーの先に送り出せるのが純粋に嬉しい。

 

緊急特番に関してもいろんな意見が散見されている。どれも正しい意見だと思う。誰が良くて誰が悪いとかそういうのをこういう場で判断する基準なんてどこにもない。だってだれひとり彼らを同じフィルター越しにまなざせるはずがない。いろんな意見があって当然だしそれでいいんだ。

だからこそ私は個人的な意見を堂々と述べるけれど、寂しいお知らせだからこそ明るく、笑顔でいてくれようと伝えようと努めていたみんなを見て改めて好きだと思いました。どんな状況でも頑張って笑ってくれて明るく振る舞ってくれる姿には心強さを感じたし、アイドルとして笑顔を届けようとしてくれる誠実さに感銘を受けました。

それからキャストの気持ちとか、プロジェクトの裏側とか、公表されない部分は「知る必要のないこと」だと割り切っているタイプなので、わたしは言ってくれた言葉や見せてくれた景色を全部肯定したいし、自分が見て感じたことを信じたい。それを信じても大丈夫って全幅の信頼を寄せることができるのは、「ドリフェス」プロジェクトが本当に楽しくて、真摯に全力で”アイドル”に向き合ってきてくれたからだと思うし、それこそが私とドリフェスの絆です。わたし今、一生ドリフェスについていけるって胸張って大声で言えると思った特番でした。

 

アイドルだろうがプロジェクトだろうが、応援を送る人が一人でもいるなら本当の終わりは一生、来ない。限りなくゼロに近い可能性を1にすることができるのはいつだって誰かの応援だと思ってる。続けるのも終わらせられるのも実は受け手次第だなぁって。

だから「ドリフェス」プロジェクトでの活動が終わっても終わらなくてもわたしのやれることやしたいことっては変わらない。今日も明日も5年後も変わらず応援を送り続けるし、みんなのライバルであり続ける。

 

まずは、目の前のゴールテープを一緒に切ることを目標に、これからのことはその時にまた。

TVアニメ『ドリフェス!R』EDテーマ「ALL FOR SMILE!」

TVアニメ『ドリフェス!R』EDテーマ「ALL FOR SMILE!」